横浜市レシ活事業ならびにシステム不具合に関するご報告
平素は、当社の「ONE」をご利用いただきありがとうございます。
この度、横浜市と「横浜市レシ活事業」にかかわる協議状況について、ご報告いたします。また、6月13日(火)に発生した当社のシステム不具合および今後の対策についてもご報告いたします。
■横浜市レシ活事業について
横浜市レシ活事業における協議状況は、以下のとおりです。
- 120日経過前失効があった全レシ活ユーザーに対してショートメッセージを含む個別通知のうえ、令和5年9月11日(月)~15日(金)までの間に、失効残高分を自動的に復活させること
- 復活した残高の有効期限は、復活日に関わらず、令和6年1月13日23時59分59秒とすること
- 上記対応後、なお失効した残高は横浜市に返還すること
- システム不具合により混乱を招いたことを組織として重く受け止め、120日経過後に失効したレシ活ユーザーの失効ポイント相当額を、横浜市に自主返還すること
■システム不具合について
6月13日(火)に、当社利用規約で定められた期間を待たず最大24時間ほど早くユーザー残高が失効する事象が発生し、横浜市レシ活ユーザー約9万人を含むユーザーへの影響がありました。
当日はサービス提供上の理由で個別処理を行いましたが、その際にポイントの有効期限を計算するロジックの誤りにより当事象が発生しました。なお、6月13日(火)のみ行った特別な対応であったこと、該当日以外に発生していないことも確認しております。
なお、横浜市レシ活参加者以外のユーザーにつきましては、7月10日(月)にシステム不具合対応およびアプリ内通知を完了いたしました。(※)
※対応報告プレスリリース
https://www.wed.day/one-notice-230710/
■今後の対策および自治体事業における公益性担保の対応について
今後、社内体制を強化するとともに、自治体事業においては、公益性担保のために以下のアプリ改修を行います。
- 従来はユーザー残高を一元管理していたが、自治体案件の残高データは分けて個別管理する。
- 自治体予算に対して残高失効が発生した分は、個別に状況が分かる形とし、返額要望にも応じることができる。 - 残高有効期限のユーザー認知を一層強化する。
- 常にウォレット画面で有効期限を確認できる。
- 失効期限間近にはウォレット画面トップページに失効日を通達し、複数回プッシュ通知を行う。 - 自治体案件についてはミッション参加時および各種広報物に残高有効期限を記載する。
この度は、ユーザーの皆様ならびにパートナー企業様、日頃ONEをご利用くださる全ての皆様に対して、ご迷惑ならびにご不便をおかけし大変申し訳ございません。
この度の事態を真摯に受け止め、再発防止に全力で取り組んでいくとともに、今後も皆様に安心してご利用いただけるよう、一層のサービス改善に向けて尽力してまいります。皆様のご理解とご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。
WED株式会社
代表取締役 山内奏人